【妊婦さんの悩み解決】妊娠中のイライラ解消法とは?マタニティブルーの症状・原因・対処&不安を取り除く胎教
皆さん、こんにちは。
妊娠・出産は、家族にとってとても嬉しい出来事ですが、一方で、お母さんになることへの不安を感じることも多いでしょう。
ちゃんと元気で生まれてくれるかな? 陣痛ってどれくらい痛いんだろう?
生まれてからどのように育てていけばいいのかな?
お兄ちゃん、お姉ちゃんは仲良くできるだろうか?
このような不安や悩みを抱え、誰に相談したらいいのかわからない方もおられるのではないでしょうか?
さらに、そのような具体的な悩みに加え、妊娠中や出産後に自分の感情を自分でコントロールできなくなる、マタニティブルーに戸惑うお母さんも数多くいらっしゃいます。
今回は、そんな妊婦さんやお母さんのお悩みを解決するために、マタニティブルーの症状や原因とその対処法や出産への不安解消法について詳しくご紹介します!
- いつもよりイライラ、むかむか・・・マタニティブルーの主な症状とは?
- どうしてこんなに不安になるの?マタニティブルーの主な原因とは?
- もしかして私ってマタニティブルーかも・・・と感じた時の対処法とは?
- 楽しく妊娠期間を過ごすための胎教とは?出産の不安を取り除く胎児への言葉がけ
いつもよりイライラ、むかむか・・・マタニティブルーの主な症状とは?
妊娠期・出産期に起こる気分の落ち込みや抑うつ症状は、一般的に「マタニティブルー」と呼ばれています。
マタニティブルーは、妊娠中や出産後に誰でも発症する可能性があるものです。妊娠した女性の約半数が経験するといわれているほど、マタニティブルーを経験する人は非常に多くいらっしゃいます。
それでは、そんなマタニティブルーとは、どのような症状を指すのでしょうか?具体的に以下のようなものがあげられます。
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些細なことで悲しくなる
マタニティブルーの典型的な症状として、些細なことで悲しくなったり、涙もろくなったりするということがあります。
今までは何とも思わなかったようなちょっとしたことがきっかけで、突然悲しい気持ちになる、過去の悲しい出来事をたびたび思い出して辛くなる、などということが起こるのです。
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不安に感じることが多くなる
お腹にいる赤ちゃんのことや産後の生活のこと、自分に母親が務まるのかなど、さまざまな不安を感じることが多くなるというのも症状の一つです。
常に不安で、何をするにも「これでいいのだろうか」とビクビクしてしまうという場合もあります。
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イライラする
自分が不安を感じているのに夫が楽天的に過ごしているように見えるなど、些細なことでイライラしてしまいます。
また、体が重たくなると、今まではすんなりできていたことに時間がかかるようになるため、思ったように動けない自分にイライラしてしまう場合も多いです。
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やる気が起きない
家事や仕事に対して、やらなければいけないのはわかっているのに、気持ちがついてこずにできなくなってしまうということが多くなります。
今まで楽しいと感じていたことに対しても、だるくて億劫だという気持ちが生まれます。また、そのような自分の状況に罪悪感を抱き、さらに気分が落ち込んでしまって悪循環を引き起こすこともあります。
その他にも、以下のようなものがあります。
・感情が不安定になる
・過眠
・不眠
・食欲増加
・食欲減退
・体がだるくなる
・集中力低下
マタニティブルーの症状はこのように多岐にわたりますが、基本的には短期間で収まるもので、自然と良くなっていき、長くても産後2週間程度で落ち着いてくるといわれています。
どうしてこんなに不安になるの?マタニティブルーの主な原因とは?
マタニティブルーはなぜ起こるのでしょうか?マタニティブルーが生じる原因としては、主に次のようなことがいわれています。
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ホルモンバランスの崩れ
妊娠・出産によって、女性の体は大きく変化します。女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2つがあり、これらのホルモンは妊娠中に徐々に増えていき、出産後に急激に減少することが知られています。
このようなホルモンバランスの大きな変動は、気分や感情の変化を引き起こし、マタニティブルーの原因になっていると考えられています。
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月経前症候群(PMS)の既往
月経前に気分が不安定になる症状を月経前症候群(PMS)といいますが、このPMSの既往がある人はマタニティブルーにもなりやすいことがわかっています。
PMSの既往がある人は、もともと女性ホルモンバランスの崩れで気分が不安定になりやすい傾向があるため、妊娠期・出産期のホルモンバランスの崩れでも同じように気分が不安定になりやすいのです。
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状況の変化
妊娠・出産はとても嬉しい出来事ではありますが、一方で、母親になることに対して、「ちゃんと子育てができるのだろうか」「私に母親の資格があるのだろうか」という不安が出てきて、気持ちが不安定になりがちです。
特に、
・精神疾患を患ったことがある
・夫や家族との関係が上手くいっていない
・年齢の若い時期での出産
・社会的支援面の不安がある
などが当てはまる場合は、母親になることに大きな不安を感じ、悩んでしまうことが多いといわれています。
もしかして私ってマタニティブルーかも・・・と感じた時の対処法とは?
「マタニティブルーかな」と感じるような変化があった場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
いちばんの解消法は、なんといってもストレスを溜めないことです。体が大きな変化をしているので、普段通りに過ごしていても、どうしてもストレスを感じてしまう時期です。辛い時には、できるだけ休んだり好きなことをしたりして、ストレスを溜めないようにしましょう。
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感情変化について理解する
マタニティブルーは多くの女性が経験するものであり、生じて当たり前の現象だと言ってもいいくらいのものです。なので、「自分だけがおかしい」と思うことはありません。
「この精神状態の変化は普通のこと」「自然と治るものなんだ」と理解しておくだけでも、気持ちは楽になります。
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誰かに話す
不安な気持ちを誰かに話すのも、ストレス解消法として有効です。人と喋るということだけで気分がスッキリすることもあります。特に出産を経験したことのある人には、共感してもらいやすいので、より安心して話ができるのではないでしょうか。
また、夫や家族とは、特にコミュニケーションをとるようにしましょう。出産や産後の育児について、「私がすべてやらなくては!」と考えず、「子育てはみんなで協力してやっていくものなんだ」と考えるようにして、一人で抱え込まないようにしましょう。
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軽い運動をする
適度に体を動かすと、気分が前向きになります。安定期に入る前や出産直後などは慎重にしなければなりませんが、医師とも相談しながら、散歩したりストレッチしたりと、軽く体を動かしてみるのは精神状態の改善にとても有効です。
ただし、お腹の張りや疲れを感じた場合には、すぐに休むようにしましょう。
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好きなものを食べる
妊娠中は、体重管理や食事制限などがストレスになっている人も多いです。しかし、一食くらい甘いものや油っこいものを食べたからといって、急激に体重が増えるということはないので、たまには好きなものを食べてストレスを解消するのも一つの方法です。
ただし、偏りのある食事や食べ過ぎを継続的に続けることは避けてください。
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場合によっては病院に行く
症状が重い場合や、長引いている場合には、無理せず、病院で診てもらうことも大切です。マタニティブルーは一過性のものではありますが、重症化するとうつ病などになることもあります。
症状が辛い時には、我慢せずに病院に行くようにしましょう。
楽しく妊娠期間を過ごすための胎教とは?出産の不安を取り除く胎児への言葉がけ
マタニティブルーのような急激に情緒不安定になる時期が終わったとしても、出産に対して継続的に不安を感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな出産への不安を解消するためにオススメなのが、胎内の赤ちゃんへの話しかけです。
胎内の赤ちゃんは5ヶ月くらいから聴覚が発達し、お母さんのお腹の中から周囲の音を聞くことができます。
「今日はお空が晴れていてぽかぽか温かいね」「ママですよ。健やかに育ってね」
というように、感じたことを積極的に話しかけてみましょう。こうした話しかけは、お母さんの心が穏やかになるだけでなく、胎内の赤ちゃんがリラックスすることにもつながります。
さらに、赤ちゃんにお願いすると、お母さんの思いを叶えてくれることもあります。
「赤ちゃんもお母さんも苦しくないように、スルッと生まれてきてね」と毎日おなかに手をあてお願いし続けた結果、短い時間であっという間に出産したというケースも数多く寄せられています。
お母さんの声は胎内の赤ちゃんに届いているのです。
生まれてくる前からコミュニケーションをとることで、出産の不安を軽減し、妊娠期間を楽しく過ごしましょう。
いかがでしたか?
妊娠や出産、またその後の子育てなど、何一つ不安や悩みのないお母さんはいません。不安や悩みを周囲の方と共有しながら、楽しく子育てしましょう!
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参考サイト
「マタニティーブルーとは?産後うつ病とはどう違うのか」せせらぎメンタルクリニック<http://seseragi-mentalclinic.com/maternityblue/>(2017/7/25アクセス)
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参考文献
「子供の能力を引き出す 七田式 胎教からの子育て」(エコー出版/七田眞・七田厚共著)