今日から始める英会話!ネイティブが子供に教える英語フレーズ
2020年の東京オリンピックの開催が決まってから、英語学習のニーズが高まっています。
「子供に英語を身につけさせたい。でも何から始めたらいいの!?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
語学学習は、方法によっては、時間もお金もかかります。
今日は、まず、英語に馴染むために家庭でトライできることをご紹介します。
英語力=コミュニケーション力
そもそも、英語は苦手と思われる方がいらっしゃいますよね。
筆者がアメリカ留学中、つくづく感じたことは
「ノンネイティブの英語力は、その人のコミュニケーション力に比例するのでは?」ということでした。
どれだけTOEICの点数が高くても、英検1級を取得していても、英会話教室に通っていても、差をつけるのは、その人のコミュニケーション力であると感じることが度々ありました。
筆者の経験上、最終的に英語を身に着けることができたり、ネイティブスピーカーを相手に物怖じせずに英語を使ったりしているのは、元々の英語力やセンスではなく、「人と話すのが好き!」という人なのです。
そういう人は、文法が少々違おうと、発音が悪かろうと、とにかく話します。「伝えたい!」、「(相手のことを)聞きたい!」というモチベーションが働きやすいとも言えますね。
そして、相手のネイティブスピーカーは、多くの場合、理解しようと根気強く耳を傾けてくれます。しかも、場合によっては正しく言い直してくれることもあるので、結果的に学習環境が充実し、英語力アップにつながるのです。
つまり、元々社交的な人は、英語習得にアドバンテージがあるのです。
アメリカ人家庭で教える3表現
「そうは言っても、うちの子、シャイなのよね~」という方もいらっしゃいますよね。
その場合、スタートとして、英語に特別感を感じない環境を作っておくことが大切です。
つまり、幼少期から英語を日常に取り込むこと。
「もう英語のCDを聞かせてるし、英会話教室にも通わせてるけど…」というみなさん、家庭での挨拶を英語に変えることをおすすめします。
少し視点を変えましょう。
アメリカの家庭で、幼児期から子供に教え込まれる表現は何だと思いますか?
それは日本の家庭と同様、
- 感謝(Thank you. )
- 依頼(Please….)
- 謝罪(I’m sorry.)
を表すフレーズだそうです。これらは表現そのものを学ぶだけでなく、精神面の成長にもつながる一石二鳥の表現ですよね。
この3つの要素を中心に、親子の会話に英語を取り入れてみてください。
アメリカ人家庭の頻出フレーズ
筆者のアメリカ人の同僚がアドバイスする、家庭で気軽に使える英語表現はこちらです。
挨拶
- Good morning.(おはよう。)
- I’m leaving.(行ってきます。)
- Have a nice day.(よい1日を。行ってらっしゃい。)
- See you later.(あとでね。)
- I’m home.(ただいま。)
- Welcome home.(おかえり。)
- Good night.(おやすみ。)
依頼など
- Please (do something).(○○してもらえる?)
- Here you are.((何かを手渡すときに)はい、どうぞ。)
- Thank you.(ありがとう)
- You are welcome.(どういたしまして。)
いかがですか?シンプルですぐに使えそうなフレーズばかりですよね。
「いきなり英語で話しかけるなんて…」と躊躇される方は、まずはお持ちのぬいぐるみやパペットを使って、「Good night!」などと言ってみるのはいかがでしょうか。
まずは、身近に英語を取り入れること。ここからスタートしてみるのも、英語習得の第1歩ですよ。
Have a nice day!