幼児からできる英語教育!ご家庭で簡単にできる身近なフレーズから覚える英会話レッスン! 【ごめんなさい編】

「ごめんなさい」を英語で言いたい!様々な表現

英語で「ごめんなさい」と言えば、まず初めに浮かぶのは、(I’m)sorry.でしょうか。

実は、sorryを使った謝罪の言葉にも、いろいろな言い方があるのをご存知ですか?

シチュエーションに合わせて使いこなせたら、カッコいいですよね!

 

【シンプルに「ごめんなさい」】

I’m sorry. ごめんなさい。

あの(その)ことはごめんね。

I’m sorry for that.

I’m sorry about that. 

I want to apologize (to you). 申し訳ありません。お詫びします。

最後の表現は、よりフォーマルでかしこまったシーンで使います。

 

【何に対する謝罪なのかも伝えたいとき】

心から「ごめんなさい」と伝えるときは、当然、何に対して謝っているのかを伝えたいですよね。

 

Sorry I’m late. 遅れてごめんなさい。

Be sorry for doing」は、「~して申し訳なく思う」という熟語。

英検3級レベルです。

他にも

I’m sorry for breaking my promise. 約束を破ってしまってごめんなさい。

というように使います。

 

I’m sorry I kept you waiting. 待たせてごめんなさい。

keep A(人)waiting」は、「Aを待たせる」という熟語。

英検3級レベルです。

ここでは、kept(keepの過去形)なので、これ以上待たせることはなく、既に待たせてしまったことについて謝っています。

引き続き待たせる場合には、I’m sorry to keep you waiting. と言います。

 

【「本当にごめんなさい(申し訳ない)」】

とにかくまずは謝りたい!というときには、次のように言うことができます。

 

本当にごめんなさい。

I’m very sorry.

I’m so sorry.

I’m really sorry.

I’m terribly sorry.

I’m truly sorry. 

(最後の文は、この中で最も深刻な場面で使うことが多いでしょう。)

 

【プラスメモ】

実は、sorryには「残念だ、お気の毒に」といった意味もあります。

I’m sorry. 残念です。

I’m sorry to hear that. それを聞いて残念です。

たとえば、次のような場面で使えます。

 

Mother: How was your day?  今日はどうだった?

Son: We lost the soccer match. サッカーの試合で負けちゃったんだ。

Mother: I’m sorry to hear that. それは残念だったわね。

 

sorryは、お悔みの言葉としても使えることを覚えておくと便利ですね。

sorry以外の“ごめんなさい”の英語表現

sorry以外にも、謝罪の意を伝える表現はたくさんあります。

 

例えば、謝る場合に特に自分が悪いということを強調したいときは、「私が悪いです」「私の責任です」と言ったりしますよね。

英語では、

It’s my fault.  私が悪いです。/ 私の責任です。

My mistake. 私の間違いです。

などと言います。

他にも、

Will you forgive me?  許してくれますか?

I feel really bad. 本当に悪いと思っています。

I was careless.  私の不注意でした。

I didn’t mean it.  そんなつもりはなかったんです。

様々な言い方を知っておけば、もっと自分の気持ちを伝えることができますね。

英語で日本人が陥りやすいミス!“Sorry=すみません”でいいの!?

日本人は、自分でも気がついていないほど、普段の生活で何度も「すみません」と口にしています。

謝るときはもちろん、人ごみを通り抜けたいとき、質問をしたいとき、誰かに手を貸してもらったときなど…。

でも、これと同じ感覚で、英語圏でもSorryと言ってしまうと、相手に違和感を与えてしまいます。I’m sorryと謝ると、自分の非を認めているという強い意味になるのです。

 

シチュエーションに合った単語を使うよう意識しましょう!

道で人とぶつかったとき、人ごみで通してもらいたいとき、話の途中で中座するときは、「Excuse me.」が適切です!

たとえば、

Excuse me. May I ask something?Sure.

すみません、質問してもいいですか。―もちろん。

というように言います。

事後に自分の非を認める意があるI’m sorryに対し、Excuse meは、自分に非があるわけでなく、許してもらえる前提で使われます。

 

【プラスメモ】

Excuse meの文末を上げて言うと、疑問形になり、相手の言ったことが聞き取れなかったときもう一度言ってほしいときなどに使えます。

さらに、自分一人ではなく、複数人で人ごみを通るようときは、Excuse us.となります。

 

日本語では、知らない人に手を貸してもらったときや、仕事中、同僚に助けてもらったときなどにも「すみません」と言いますが、英語の場合は、Thank youなどと、お礼の言葉を述べるようにすると、違和感がなく、相手もうれしいはずです!

謝られたときは、何と返事すればいいの?

こちらから謝るときの表現に加えて、“ごめんなさい”と言われたときの返答も、あわせて覚えておきたいですね!

 

いいよ、大丈夫だよ。

That’s(It’s)OK.

That’s(It’s)all right.

No problem. 問題ないよ。

Don’t worry about it. 気にしないで。

謝るシチュエーション別で見てみよう!単語もチェック!

ここまで、さまざまな“ごめんなさい”を見てきましたね。次は、ケースごとにそれらを使った会話文を見てみましょう!

 

【Case1】

Son: I spilled milk on your skirt. I’m really sorry.

男の子:スカートにミルクをこぼしちゃった。本当にごめんなさい。

Mother: Don’t worry. It will wash out.

お母さん:心配しないで。洗えば落ちるから。

 

ここでは、男の子がごめんなさいと言ったのに対して、お母さんがDon’t worry.と返事をしていますね。

worryは、「心配する」という意味の動詞。Don’t worry.(心配しないで)も、覚えておくと便利な言葉ですね!

 

【単語チェック】spill (液体や粉など)をこぼす □wash out ~を洗い落とす

 

【Case2】

Son: Oops! I ripped your teddy bear. I’m sorry.

男の子:うわぁ! 君のテディベアを壊しちゃった。ごめんね。

Friend: That’s okay. Maybe my mom can sew him.

友達:大丈夫よ。たぶん、お母さんが縫ってくれるから。

 

【単語チェック】Oops! おっと! しまった! □rip ~を引き裂く □sew ~を縫う、縫い合わせる

日本人あるある!?簡単に謝りすぎてしまうと…

既にご紹介したとおり、(I’m) sorryは、自分の非を認める(責任がある)ことを意味します。

しかし、注意したいのが、例えばビジネスであれば、自分が悪いわけではないのに、つい謝ってしまったために責任がのしかかってしまうこともあるかもしれない、ということです。

また、事故に巻き込まれたときなど、とっさにSorryと謝ってしまったことで、必要以上に自分の立場が悪くなってしまう場合もあるでしょう。

 

日本語でいう「すみません」と同じ感覚で使うのではなく、謝罪すべき場面なのかどうかを考える必要があります。

 

 

今回は、英語の「ごめんなさい」の表現についてご紹介しました。

“ごめんなさい”と謝罪の意を述べるだけでも、さまざまな表現の仕方がありましたね。

・I’m sorry (for / about) that.

・I’m really sorry.

・Excuse me.

・That’s OK.

・Don’t worry about it.

 

「ありがとう」や「ごめんなさい」は、日本語でも最初に子供に教えてあげたい大切な言葉ですよね!

まずは基本的なフレーズを押さえて、英語に親しみ、徐々にバリエーションを増やすことで、会話力を伸ばしていきましょう♪