幼児期からできる英語教育!ご家庭で簡単にできる身近なフレーズから覚える英会話レッスン!【ありがとう編】

「ありがとう」から始める英会話

最近では、レストランやコンビニエンスストアなど、日本にいても、様々な場所で、外国人の店員さんを見かけるようになりましたね。

「日本だし、相手は日本語を話しているし…」と、ついつい日本語でやり取りしがちですが、簡単な挨拶だけでも英語を使ってみませんか?英語の練習にもなりますし、相手との距離がぐっと近くなりますよ。

今日は、家族に、お友達に、街中で出会う人に、いろいろなシーンで使える「ありがとうをご紹介します!

~初級編~ 気持ちを込めて伝えよう

「難しいことは言えない…でも、感謝の気持ちを伝えたい!」

そんなときは、これさえ言えば大丈夫!

Thank you.(基本の「ありがとう/ありがとうございます」)

Thank you very much. / Thank you so much.(より丁寧に、感謝の気持ちを表す「ありがとう/ありがとうございます」)

(同世代のお友達など、親しい間柄で使う、カジュアルな「ありがとう」)

【POINT】

シンプルなぶん、顔や声の表情が大切です。

物をとってもらったときの「ありがとう」、ピンチを救ってくれたときの「ありがとう」、優しい言葉をかけてもらったときの「ありがとう」など、日本語でお礼を言う時も、場面によって、表情や言い方が変わりますよね。

感情を込めることを忘れなければ、ひと言でも思いはしっかり伝わります。

恥ずかしがらずに、言ってみましょう。

~中級編~ +αで、もっと伝わる!

「Thank you!」と言うことに慣れたら、より感謝の気持ちが伝わる表現に挑戦してみましょう。この表現をマスターすれば、ひと言で伝えるより、具体的に何に感謝しているか相手に伝えることができます。

まずは、「Thank you + for 名詞」で、もらったものや、してもらったことについてお礼を言ってみましょう。

 

メールをもらったら、まずひと言!メールを返信するときの書き出しにも使えます。

Thank you for your email.(メールをありがとう)

 

悩みを相談したら、丁寧にアドバイスをくれました。

Thank you for your advice. (アドバイスをありがとう)

 

励ましてもらったり、元気づけてくれたり、優しいお友達にお礼を言いましょう。

Thank you for your kind words. (優しい言葉をありがとう)

 

誕生日パーティーでプレゼントをもらいました♪

Thank you for your gift. (プレゼントをありがとう)

 

美味しい食事をごちそうになったら、きちんとお礼を言いましょう。また美味しいものをごちそうしてもらえるかも!?

Thank you for the dinner. (夕食をごちそうさまでした)

 

感謝したいことがたくさんあるときに

Thank you for everything! (何から何までありがとうございました)

 

【POINT】

「for+名詞」を付け加えるだけで、表現にいっきに広がりが生まれますよね。「Thank you」と言うことに慣れたら、何に感謝をしているのか、+αで伝えるようにしましょう。

感謝していることについて、次のように会話が発展しやすくなり、より深いコミュニケーションにつながりますよ。

A: Thank you for the dinner.(夕食をごちそうさまでした)

B: How did you like it?(食事は、いかがでしたか?)

A: It was delicious! I especially enjoyed the soup…(おいしかったです。特に、スープがおいしかったです…)

~上級~ 感謝が伝わる「ありがとう」

もっと具体的に、何に感謝しているか表したいときは、「Thank you + for 動名詞(~ing)」で表現することができます。

 

電話をもらったら、最後に忘れずに

Thank you for calling.(電話をしてくれてありがとう)

 

危うく遅刻!起こしてくれたお母さんに、しっかり伝えましょう。

Thank you for waking me up.(起こしてくれてありがとう!)

 

遅刻しそうなときに、車で送ってもらったら、きちんとお礼を言いましょう。

Thank you for driving me to school.((車で)学校まで送ってくれてありがとう)

 

春休みの宿題、間に合ったかな?

Thank you for helping my homework.(宿題を手伝ってくれてありがとう)

 

落ち込んだとき、寄り添ってくれた友だちに…

Thank you for staying with me.(そばにいてくれてありがとう)

 

誕生日や母の日や父の日に、想いを込めて…

Thank you for being my father/mother/child. (私のお父さん/お母さん/子供になってくれてありがとう)

 

【POINT】

文章が長くなって難しいかと思われるかもしれませんが、call、drive、helpなど基礎的な動詞を使って、シンプルに伝えることができます。

forのあとは、動名詞形(~ing)にすることを忘れずに。

口にするだけでなく、英語でメッセージカードを書くときにも使える表現なので、文の形を覚えて、ぜひ使ってみてくださいね。

~番外編~ 世界的テニスプレーヤー錦織圭のインタビューから学ぼう

今、大活躍の日本出身の世界的テニスプレーヤーと言えば、そう!錦織圭選手ですよね。

錦織選手と言えば、その華麗なプレーだけでなく、試合後のインタビューに堂々と英語で応じる姿が印象的です。

インタビューに堂々と、そして真摯に応じたあと、カメラのレンズに、さらさらーっとサインを書き、ウインクする姿など、とってもスマートです。

錦織選手のような英語力がほしい!と思われる方も多いのではないでしょうか。

 

今日は、2017年全豪オープン3回戦後の錦織選手のインタビューの冒頭をご紹介します。「Thank you」や、錦織選手のナチュラルな英語の秘密が隠れていますよ。

 

Interviewer: Kei, congratulations. Through to the round of 16 for the sixth straight year here at the Australian Open, well done. Congratulations.

(インタビュアー:おめでとうございます。6年連続でベスト16に進出ですね。素晴らしいです。おめでとうございます。)

 

Kei: Thank you…Yeah, I am very happy to come in 4th round. It was a great match today; straight, great tennis. And, uh, it was a little bit tough moment especially in the third set. But, uh, I stayed tough and I’m very happy to win today.

(錦織選手:ありがとうございます。そうですね、4回戦に進むことができ、とても嬉しいです。今日は素晴らしい試合をすることができました。ストレートで、素晴らしいテニスができました。えー、第3セットなど、少し苦戦を強いられる場面もありましたが、辛抱しました。今日勝てたことがとても嬉しいです。)

 

「Kei Nishikori on court interview (3R) | Australian Open 2017」<https://youtu.be/1acuf6lpNlQ>(2017/5/18アクセス)

 

【POINT】

錦織選手の発音や抑揚は、ネイティブスピーカーが聞いても自然です。

Um, uh, you knowなど、たくさんの繋ぎの言葉が使われていることにお気づきですか?

それらを使うことで、ナチュラルに聞こえるだけでなく、それを言う間に、次に言うことを考える余裕も生まれます。

言葉に詰まっても、無言にならず、繋ぎの言葉を活用して、一呼吸置くことで、より自然な会話ができますよ。

いかがでしたか?ここでご紹介したように、感謝を伝える表現は、日常生活で使う機会がたくさんあります。

まずは、「Thank you!」のひと言から始めてみてくださいね。