増加する共働き夫婦。みんなの子育ての悩みと解決法とは?

読者の皆様、こんにちは。しちだ・教育研究所の山根です。

夫婦で共働きをしながら、協力して子育てに励む世帯が多くなった現代。

厚生労働省の調査によると、共働き夫婦の世帯は、20年前は950万世帯で、現在は1,219万世帯。20年前と比べて、約270万世帯、増えています。共働きの場合、育児、家事、仕事と親御さんはとても忙しい毎日を過ごしていることと思います。日々が忙しくなると、夫婦の仲が悪くなったり、子供と過ごす時間が無くて悩んだりしますよね。さらに、猛スピードで成長していく子供を見ていると、将来のこと、子供の教育のことで、心配も膨らむのではないでしょうか。

 

そこで、今日は、共働き夫婦のための子供との時間の過ごし方や方法、育児の体験談などをご紹介していきます!トピックはこちら!

<子供との時間は量より質が大切。短い時間でも愛情を伝えましょう。>

<習慣にしたい、子育ての質を高める方法とは?>

<先輩夫婦に学ぶ!体験談をご紹介>

<七田式通信教育で、心を育てる幼児教育を実践!>

忙しい毎日に、少しでもお役に立ててくださいね。

子供との時間は量より質が大切。短い時間でも愛情を伝えましょう。

「仕事で帰りが遅くなって育児に時間が取れない…。」

「仕事と家事の両立が忙しく、家族で過ごす時間が少ない。」

「夫が子育てに協力してくれない…。」

そんな悩みの抱えるご夫婦の中には、「子供との時間を”たくさん”取らなきゃ。」と

思われている方も多いのではないでしょうか。

 

実は、子供との時間は、量より質が大切です。

つまり、長く一緒に過ごすことが重要ではなく、1日5分の短い時間でも子供との時間を作ることがとても大切です。

ポイントは、”毎日必ず子供と過ごす時間を決めて、続けること”。

子供との時間を毎日作ることで、親子の信頼関係が生まれ、お子さんの心を育てることにつながります。

子供と過ごすときは、必ずしも家族で全員で過ごす時間を作る必要はありません。

お母さまお父さま、夫婦で協力しながら、工夫しましょう。

役割分担をすると、どちらかの負担を減らすことができます。お子さんもご夫婦からの愛情を感じることができるので、寂しい思いをすることもありません。

とはいっても、短い時間だと、「本当に愛情を伝えられるかな?」「どんなかかわりをしたらいいの?」と

悩みますよね。

短い時間でも、お子さんに愛情を伝える方法はたくさんあります!

ここでは、2つのポイントを紹介します!

①プラスの言葉がけ

子供の一生は、親の言葉で決まります。日々、子供にかける言葉がマイナスな言葉が多ければ、子供は「自分はだめなんだ。できないんだ。」と思って大きくなります。それほど、親の言葉の影響は、子供にとって大きいのです。日常的に夫婦で、前向きな言葉をかけてあげましょう。プラスの親の言葉は、子供の一生を支えていくものになります。

例えば、

「大きくなったら、人の役に立つ立派な人間になるよ。」

「人の上に立つ、ひとかどの人物になると信じているからね。」

「あなたは失敗をバネにして、頑張れる子だからね。」

「将来振り返ったら、この失敗があって良かったと、きっと思えるよ。」

など「自分は期待されている」という気持ちは、子供のやる気につながります。

短い時間だからこそ、夫婦で協力しながらお子さんに前向きな言葉をかけてあげましょう。

日々の育児で、子供を励ますことができればいいですが、そうでない場合もありますよね。

そういった場合は、子供の誕生日や卒業などの節目を利用して、言葉をかけてあげるのも良いでしょう。

子育ての中で、前向きな言葉、褒める声掛けを意識していると、夫婦の関係づくりにも、良い影響を与えることができます。

②スキンシップをとる

子供が小さければ、小さいほど、スキンシップが重要です。スキンシップは、子供に愛を伝える最も有効的な方法です。

子育てをしてると、親御さんが愛を伝えているつもりでも、意外と子供には伝わっていないことが多いのです。忙しい毎日を過ごしていると、当たり前のことをついつい後回しにしてしまいがちですよね。愛は、自然に伝わりません。「愛を伝えよう」と意識して、行動しなければ伝わらないのです。1日数秒、数分でいいので子供に愛を伝えましょう。

そのために、一番いいのはスキンシップです。スキンシップをとると脳内から「オキシトシン」と呼ばれる幸せホルモンが出ます。このホルモンが出ると「安心する」「気持ちがいい」と感じて、親子関係が安定して、心も安定します。

家事の合間の数分でできるスキンシップは、たくさんあります!

抱っこする、手をつなぐ、「高い高い」や肩車をするなど、

ご夫婦で、協力しながら、お子さんとスキンシップを取りましょう。

子供が大きくなるとスキンシップの機会は減りますが、なるべく一緒にお風呂に入ったり、添い寝をしたり、積極的に子供と一緒にいる時間を作ってあげてくださいね。

習慣にしたい、子育ての質を高める方法とは?

ここまで、子育てでは「量より質」を大切にすることをお伝えしてきました。

そのためには、毎日続けることが重要でしたね。つまり、習慣にすることがポイントです!

日々のちょっとした時間で、お子さんと触れ合うのにおすすめは、「絵本の読み聞かせ」です。お子さんが寝る前の数分で、絵本を読んであげましょう。ページ数の少ないもので構いません。

少ない時間でも、絵本の読み聞かせすることで、

「お母さん、お父さんが自分のために時間を作ってくれている」と愛情を感じることができます。

小さな頃から絵本の読み聞かせをして育った子供は、親の愛情を十分に受け取り、自己肯定感も高く、まっすぐで、のびのびとした心の優しい子に育ちます。

それだけでなく、絵本の読み聞かせをしてあげることで、読解力、語彙力も少しずつ少しずつ育ちます。

絵本の読み聞かせは、子育てにとっていいこと尽くしなのです。

さらに、「読み聞かせ」は、ご夫婦のどちらかが頑張り過ぎるということはありません。

”お母さんが洗い物をしている間に”、”お父さんが兄弟をお風呂に入れている間に”など、ご夫婦で協力しながら、取り組むことができます。

絵本選びに迷ったら、

七田式こころを育てる絵本シリーズ』がおすすめです。

特徴は、心を育てるために作られた絵本なので、1冊ごとに子供に伝えたいテーマが決まっています。

例えば、2歳以上対象の「ひよこさんコース」には、

・食事のマナー

・お父さんとのコミュニケーションの大切さ

・お手伝いをする などのテーマがあります。

テーマが設定されている絵本を読むことで、社会のルールや約束ごとを理解できたり、人を思う優しい心を育てることができます。

子供は、親御さんの「絵本の読み聞かせ」で、たくさんの愛情を感じることができます。

ぜひ、毎日の習慣にしてくださいね。

先輩夫婦に学ぶ!体験談をご紹介

実際に、仕事と家事、育児を両立しておられる方をご紹介します!

◆Aさん 3人のお子さんがいる5人家族。

我が家は3人の子供がいます。3人もいるので、毎日がいっぱいいっぱい。その日を過ごすのがやっと、ということばかりでした。なんとか子供と向き合う時間を持ちたいという思いで始めたのが、寝る前の絵本の読み聞かせです。姉に3冊弟に3冊、計6冊読みます。毎日読むことが目標でしたが、出張などのため、なかなかそうはいかず、2日に1回くらいのペースで続けました。6冊読むとだいたい30分かかります。普段外にいて、なかなか子供と過ごす時間はとりにくいですが、この絵本の時間だけはしっかりと子供に向き合うことができました。子供一人にたった15分ですが、この15分が子供との絆を深めてくれたのだと思います。

 

◆Bさん ある会社の社長。仕事のため出張がある。

私はある会社の社長をしています。出張も多く、娘が1人で留守番できるようになるまでは、会社の女性社員の家に預かってもらっていました。私も、旦那さんの実家も遠方で、頼ることができなかったからです。娘が中学生になったとき、いつも預かってくれている女性スタッフが「あなた、お母さんの出張でいつも預けられていて、寂しいんじゃない?」と聞いたそうです。すると娘は、「全然寂しくないよ。だって、お母さんは私のことが好きだから」と答えたというのです。それには理由がありました。私はいつも決まって夜8時頃、預けた先に電話をかけます。そして「今日はどんなことがあったの?」と娘に聞いていました。娘は、物心ついたときから、いつもお母さんは自分に電話をしてくれたと。そしてそれは変わらずに続いている。自分はなんて母親に愛されているんだろう。そう感じたそうです。

 

時間がなかなかとれない親御さんは、まずは5分でいいので、お子さんと向き合って過ごす時間を作ってみてください。それだけで、親子の関係は変わってくるものです。

七田式通信教育で、心を育てる幼児教育を実践!

さらに、「短い時間でも、総合的に子育てに取り組みたい!」「お家でマイペースに取り組みたい!」という方に

おすすめなのが『Love your Kids七田式通信教育幼児コース』です。

1日の取り組み時間の目安は30分です。この30分をいつ取り組むかは、決まっていません。ご家庭のペースで取り組めるので、夫婦で時間を調整しながら取り組むこともできます。仕事、家事、育児で忙しい毎日でも、無理なく続けることができることができます。

取り組み分野は「ちえ・もじ・かず・右脳・生活」の5つ。

生活」の取り組みでは、「食事のマナーを身につける」「友達に優しくする」など、生活のマナーや社会のルールを身につけることができます。

Love your Kids七田式通信教育幼児コース』では、親御さんの声掛けのポイントを紹介したり、月齢ごとの取り組みをお届けします。

カリキュラムに沿って子育てを行うだけで、子供の心を育て、育児がとてもラクになります。

皆さまここまで、読んでくださりありがとうございます。

共働きをしながら夫婦で子育てをする上で大切なポイントは、”子供の心を育てる”ことです。幼児期の子供は、親御さんの気持ちを受け取りやすいので、子供に「申し訳ない」よりも「離れていても大好きだよ」という気持ちを持つようにしましょう。すると、子供は親御さんの愛情をしっかり感じます。幼児期に愛情を感じた子供は、将来のびのびと自分らしく輝き、社会に活躍できる子供に育ちます。

Love your Kids七田式通信教育幼児コース』は、0歳からお取り組みいただける通信教育です。資料は、特集ページより、無料でお取り寄せいただけます。ぜひ、チェックしてみてください。